株式会社MERY(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:藤田 欣司)が運営する『MERY』(https://mery.jp/)では、Z世代の意識や行動について研究するために定期的な「Z世代調査」を実施しています。今回、2024年10月に実施した『2024年のトレンドに関するMERYアンケート』について、調査結果をご報告いたします。
Z世代1,000人に聞いた『今年流行ったこと・もの10選』。「アサイーボウル」「大谷翔平」「推しの子」などがランクイン!
今回のアンケートでは、Z世代の男女1,000人に「今年流行ったと思うこと・もの」についてアンケート調査を実施。
アンケート結果をもとに『2024年トレンド10選』を選定いたしました。
・アサイーボウル
「アサイー」というフルーツをスムージにし、果物やグラノーラをトッピングしたスイーツ。元々ハワイアンレストランなどで見かけることもありましたが、今年はアサイー愛好家のインフルエンサーたちを中心に約10年ぶりに再ブームが到来。アサイーボウルの専門店もたくさんオープンし、まさにアサイー戦国時代となりました。
・大谷翔平 #50-50
今年はメジャー史上初となる「50-50」(50本塁打、50盗塁)を達成。そして所属するロサンゼルス・ドジャースをワールドシリーズ優勝へ導きました。またプライベートでは、2月に元バスケットボール選手の田中真美子さんとの結婚を発表。愛犬デコピンのかわいすぎる姿も話題となりました。
・推しの子 #2期 #原作最終回
アニメでは2期が7月より放送。ドラマ&映画実写化や舞台化も発表される中、原作では最終回クライマックスと、とにかく推しの子関連のニュースが続いた1年でした。また、作中でのアイドルグループ B小町の楽曲『POP IN 2』も大ヒット中。これからも目が離せません。
・はいよろこんで #こっちのけんと
こっちのけんとさんの大バズりソング『はいよろこんで』。昭和のアニメーションのようなMVは、何度でも見たくなります。キャッチーなサビの「ギリギリダンス」は著名人もSNSで踊り、話題となりました。年末の忘年会シーンでも盛り上がること間違いなしな楽曲です。ちなみにこっちのけんとさんの兄は俳優の菅田将暉さん。
・Y2K #ショート丈トップス #ミニ丈スカート #ロングブーツ
近年トレンドのY2K(2000年前後のトレンドを取り入れたファッション)が全盛期に。今年は特に、ショート丈のトップスやミニスカート、ロングブーツや厚底シューズなど、Y2Kの中でも少し攻めたアイテムがZ世代を中心に注目されていました。ファッションのみならず、平成っぽいアイテムやキャラクターも人気です。
・Bling-Bang-Bang-Born
アニメ「マッシュル-MASHLE-」2期の主題歌として、Creepy Nutsが1月にリリースした楽曲。中毒性があり、TikTokでも“BBBBダンス”が流行。今年1年を通して最も多く聴かれた曲なのではないでしょうか。その人気は、日本のみならず言語の壁を越えて世界にも届きました。Creepy Nutsの2025バズソングにも期待です。
・Mrs. GREEN APPLE #ライラック
2023年のレコード大賞受賞後さらに勢いを増したMrs. GREEN APPLE。今年は「忘却バッテリー」のオープニング主題歌『ライラック』を中心に様々な楽曲が注目を集めました。カラオケでミセスを勝負曲にしているZ世代も多いのではないでしょうか。
・自己肯定感爆上げ可愛いソング
FRUITS ZIPPERの『わたしの一番かわいいところ』『NEW KAWAII』や、CUTIE STREETの『かわいいだけじゃだめですか?』、超ときめき♡宣伝部の『最上級にかわいいの!』など、“自分がかわいくて最高!”というテーマの曲がSNS・ストリーミングサービスで大ヒット。「自己肯定感が低いからこそ、自己肯定感が上がる曲を聞いてテンションを上げたい!」というZ世代の心理も?
・呪術廻戦 #原作最終回
2024年9月に原作最終回を迎えた呪術廻戦。呪いを巡る物語の行く末に注目が集まりました。少年ジャンプ+で最終回カウントダウンとして、245話分無料公開をしていた時に一気に読み進めて原作に追いついたというZ世代も多いのではないでしょうか。今年は、『僕のヒーローアカデミア』『推しの子』など有名作品の完結も多かった1年でした。
・菊池風磨 #菊池風磨構文 #それガーチャー!ほんまゴメンやで
「菊池風磨構文」は、timeleszの新メンバーオーディションにて、歌詞を覚えていなかった候補生に対して「歌詞忘れてるようじゃ無理か。 歌詞はね、入れとかないと」という独特な言い回しがきっかけで構文化したもの。「それガーチャー!ほんまゴメンやで(=それガチ?ほんとごめん)」は、ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』でのセリフから。来年はどんな菊池風磨さん発のワードが飛び出すのか楽しみです。
MERY編集部×Z世代1,000人が予想する『2025年流行ると思うもの・こと』。2025年は「ちいかわベーカリー」「CUTIE STREET」「MADEIN」などに注目!
また、MERY編集部がピックアップした「2025年流行ると思うもの・こと」をもとに、気になるものについてアンケートを実施。
アンケートの結果をもとに『2025年トレンド予測』を選定いたしました。
・ちいかわベーカリー
2024年10月に東急プラザ表参道「オモカド」にオープンした、ちいかわの世界観がパンで楽しめるお店。ちいかわレストラン同様予約もなかなか取れなくなりそうです。
・CUTIE STREET
2024年8月に結成した、FRUITS ZIPPERの妹分アイドルグループ。デビューしてまだ3ヶ月ですが、1stシングル『かわいいだけじゃだめですか?』がSNSを中心に話題になり、注目度が高まっています。
・MADEIN
元Kep1erのイェソさんとマシロさん、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」の元参加者が2名在籍していることから、ファンの熱量が高いアイドルグループです。日本人メンバーが4人いるため、日本での活動も期待されています。
・SAY MY NAME
元東方神起のジェジュンさんがプロデュースした韓国アイドルグループ。元IZ*ONEの本田仁美さんが待望の韓国デビューしたことで、すでに話題になっています。
・耳ツボジュエリー
チタンなど金属の粒を耳のツボに押し当てピアス感覚で身に着ける、耳ツボジュエリー。サロンなどで施術できます。耳ツボを刺激することで、体調やホルモンなどを整える効果が期待できると最近じわじわと流行っています。
・IS:SUE
「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のファイナリストとなった4名が再集結し、結成されたグループです。メンバーのスタイルとビジュアルの良さがSNSでたびたび話題になっています。
・Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)
2024年10月にリリースされた、ポケモンカードゲームのスマートフォン用アプリ。ポケモンカード自体が2024年は特に買えないと話題だったこともあり、アプリが登場することでどのように注目されていくのか期待が高まります。
・麻辣湯の派生
中国発祥の麻辣湯。昨今の麻辣湯ブームに乗っかって、2025年は何かしらの新ビジネスが始まりそうな予感。
・JELLYCAT
イギリス発のぬいぐるみのブランド。海外の店舗でケーキのぬいぐるみを梱包する動画がバズったことから話題になり、日本での店舗展開が期待されています。
・Tyla
南アフリカ出身の22歳の歌手。日本でもギャルを中心にすでに話題になっていますが、今後さらにメジャーになりそうなアーティストです。
『MERY Z世代研究所 2024年のトレンドに関する調査』調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2024年10月25日
【調査対象】全国の15歳〜29歳の男女
【集計サンプル数】1,000名
■MERY Z世代研究所とは
メディア「MERY」事業における記事や各SNSをはじめ、コミュニティ運営を通してリアルなZ世代との接点からインサイトを抽出し、クライアント企業様やメディアに対して研究内容を発信し、企業マーケティングの課題解決に生かしています。
■『MERY』サービス概要
若年層、特に“Z世代”にフォーカスした効果的なブランドコミュニケーション及びプロモーションをサポート
企業ビジョンである『UPDATE MY HAPPINESS』のもと、情報社会を生きる生活者ひとりひとりの幸せの一歩を応援するべく、特にZ世代を中心としたブランドコミュニケーション及びプロモーション分野での企業サポートに注力。
発信メディアの主軸をAPPからSNSへと移行し、ファンとして集ってくださるユーザーをコミュニティメンバーとして組織化。メディア運営の知見、ユーザーインサイト情報を活用し、メディアに留まらない事業へと展開。
MERYサイト:https://mery.co.jp/
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