来場予約などLINE経由の反響数が導入前比で3倍に、創業100年を迎える企業がDXを推進
Micoworks株式会社は、株式会社横尾材木店がLINEを活用したマーケティングプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」を導入したことを発表いたします。
導入の背景・目的
横尾材木店は、2025年に創業100年を迎える、関東圏で展開する建売戸建住宅および注文住宅の販売をおこなう住宅メーカーです。
国土交通省 住宅局の「令和5年度住宅市場動向調査」によると近年、新築住宅を購入する世帯の高年齢化が進んでおり、新築住宅の世帯主の平均年齢は、令和元年度(2019年度)の40.9歳に対して、令和5年度(2023年度)は42.1歳と1.2歳上昇しています。(※1)
また、高齢者の方に向けたバリアフリーの観点から平屋住宅の需要が伸びてきており、令和5年度(2023年度)の平屋の着工棟数は5万7848棟と直近10年で1.5倍以上に増加している(※2)など、住まいに求められるニーズの変化が起きています。
そうした変化を受けて、横尾材木店では生活者の住まいのニーズに個別に対応し、中長期的に顧客とコミュニケーションをおこない続ける手段として、LINEによる顧客コミュニケーション強化を決定しました。
電話やメールによる顧客の行動データから推測されるホット度をもとに、追客をおこなう体制の構築を進めるなかで、LINEから取得したデータの活用を目的として「MicoCloud(ミコクラウド)」の導入に至りました。
(出典)
(※1)「令和5年度 住宅市場動向調査」(国土交通省 住宅局)
(※2)「令和5年度 建築着工統計調査」(国土交通省)
導入後の活用方法と成果
LINEの月間反響数は導入前比で3倍!シナリオ配信を活用し、建売住宅を希望するお客様にスピード感のある応対を実現
横尾材木店のWebサイトを訪問したユーザーに対して、サイト離脱前にポップアップでLINEの友だち追加を訴求し、追客をおこなう施策を実施しました。その後、LINEの友だち追加後1週間にわたってシナリオ配信で家づくりのポイントや、横尾材木店の特徴に関する内容を配信で案内しています。
「いち早く物件情報を知りたい」という建売住宅を希望する見込み顧客に応じたスピード感のある応対を実現し、検討度があがったタイミングを逃さず情報を届ける体制の構築を実現しています。
今後の展望
注文住宅の事業拡大に向けて、建売住宅、注文住宅それぞれの検討期間に応じたコミュニケーションフローを最適化
建売住宅を希望する顧客の検討期間は約3ヶ月、申し込みから引き渡しまで約1ヶ月が目安とされるなか、注文住宅を希望される顧客の検討期間は平均1年から1年半と、希望する住宅形態によって購買検討期間やプロセスは大きく異なります。
横尾材木店では、今後、生活者の検討行動に応じてLINE公式アカウントを活用し、それぞれ検討を進めるステップの違いに合わせてコミュニケーションフローの最適化を図る方針です。
導入事例詳細
来場予約などLINE経由の反響数3倍!創業100年企業が挑むDX改革
LINEを活用したマーケティングプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」とは
「MicoCloud(ミコクラウド)」は企業と顧客のコミュニケーションを最適化するマーケティングプラットフォームです。LINE公式アカウントを高度に拡張した機能に加え、マルチチャネルでデータを収集し、お客様にとって最適なコミュニケーションを可能にします。また、コンサルティングから運用支援までワンストップで提供することでお客様の成果創出に貢献します。
サービスサイトURL:https://www.mico-cloud.jp/
関連情報
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