GEM Partnersが映画宣伝向けの対話型AIを提供開始
エンタテイメント領域のデータプラットフォームやリサーチを手がけるGEM Partners株式会社(東京都港区)は2026年10月30日、劇場公開映画の調査データ「CATS」と直結した対話型AI「CATS AIアシスタント」の提供を開始しました。
日本語で問いかけるだけで、AIが質問の意図を解釈し、膨大な調査データから必要な数値を探し出して読み解きを添えて回答します。データを「探す」時間を減らし、宣伝担当者が次の一手を考える時間に充てられるようにすることが狙いです。

背景:映画宣伝のデータ活用をより速く、手軽に
「CATS」は、劇場公開映画の浸透度(認知率・興味率・意欲率)や宣伝露出量をトラッキングし、興行収入シミュレーションも提供する同社の調査サービスです。データが豊富な一方で、必要な数値を探したり、指標の意味を確認したりする手間がかかることが課題となります。今回のAIアシスタントは、会議前の確認や毎週の状況チェック、作品比較やベンチマーク選び、報告資料づくりの出発点といった場面を想定しています。
「CATS AIアシスタント」の主な特徴
1. 知りたい映画のデータを質問ひとつで取得
「〇〇(作品名)の認知率の推移は?」といった質問に対し、該当するデータを提示します。作品名や公開時期、性別・年代などの条件も日本語で指定できます。

2. 作品比較や分析の「たたき台」をすぐに作成
「この作品の意欲率と似た動きをした過去の作品は?」「認知とYouTube再生数に関係はある?」といった分析的な問いにも対応し、結果は表やグラフでも表示されます。

3. データに不慣れな担当者にも役立つ解説機能
指標の定義や集計方法を尋ねると解説を返すため、「CATS」のデータに慣れていない担当者の理解を助けるほか、社内でデータを共有する相手への説明にも活用できます。

回答エンジンには同社独自のエンタメ特化AIプラットフォーム「G◆AI(ガイ)」を採用しています。「CATS」のデータは同社が管理するセキュアな環境内で処理され、外部のAIサービスにデータを持ち出す必要はありません。またハルシネーションを抑えるため、すべてのデータに詳細な説明情報を付与する「意味付け」を行い、「AI Ready」なデータ環境を整えたとしています。
提供概要
- 提供開始日:2026年10月30日(金)
- 利用対象:「CATS市場概況レポート+(プラス)」の契約企業(未契約企業にはレポートとあわせて案内)
- 価格:追加費用なし(「CATS市場概況レポート+」の契約が必要)
- 利用人数:1契約あたり5名まで無償。有料で人数の追加が可能(利用量には上限あり)
- 利用条件:GEM Standardのアカウントが必要
なお同社は、回答は調査データに基づくもので内容の正確性を保証するものではないとし、重要な判断の際は元データもあわせて確認するよう呼びかけています。
マーケティング実務への影響
調査データやダッシュボードを「自分で探して読み解く」ものから、「自然言語で問いかけて答えを得る」ものへと変える動きは、映画に限らず多くのマーケティングデータサービスに広がりつつあります。今回の事例は、専門データに意味付けを施して自社管理の環境でAIに読ませるという構成で、データの外部持ち出しや誤回答といった企業の懸念に対応している点が特徴です。宣伝・プロモーションの意思決定を速め、データ活用の裾野を広げる取り組みとして注目されます。
GEM Partners株式会社について
GEM Partners株式会社は東京都港区に本社を置き(代表取締役:梅津文)、エンタテイメントビジネス・マーケティング領域でデータプラットフォームサービス、リサーチサービス、デジタルマーケティング・広告代理店業、メディア運営を手がけています。
関連情報
●映画宣伝の意思決定をスピードアップ、対話型AI「CATS AIアシスタント」の提供を開始【GEM Partners】(GEM Partners株式会社/PR TIMES)
●CATS AIアシスタント サービスページ(GEM Standard)
●GEM Partners株式会社
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