ネオマーケティングが訪日客視点のミステリーショッパー型調査を開始
マーケティングリサーチをはじめとするマーケティング支援事業を手がける株式会社ネオマーケティング(東京都渋谷区)は2026年10月30日、在日外国人モニターが宿泊施設や飲食店、観光・体験施設などを一般客として利用し、訪日外国人客の視点から顧客体験を確認する新サービス「インバウンド・ミステリーゲスト調査」の提供を開始しました。
モニターの募集には、在日外国人モニターネットワークを持つK’sインターナショナル株式会社など外部パートナーのネットワークを活用します。訪日外国人の「行く・体験する・買う」といった各接点の課題を、実際の利用体験に基づいて可視化するのが狙いです。

背景:現場では気づきにくい訪日客の「戸惑い」
訪日外国人客が増える中、施設や店舗にとって、当たり前になっている案内や利用ルールが外国人客にどう受け取られているかは把握しにくいものです。従業員が気づかない「分かりにくさ」や「戸惑い」を、外国人客自身の利用体験から洗い出すために本サービスが開発されました。なお、従業員個人の査定ではなく、外国人客が体験するサービス全体の強みと課題を把握し、本部・運営会社による現場改善を支援することを目的としています。
サービスの特徴
4つの実施パターン
- 宿泊施設利用型:予約からチェックアウトまで
- 飲食店利用型:入店から注文、飲食、会計、退店まで
- 観光・体験利用型:着物レンタル、茶道体験、酒蔵・蒸留所見学、アート・エンターテインメント施設などで、予約から体験終了まで
- 買い物・観光案内利用型:商業施設・小売店・観光案内所などでの案内、購買、決済など
チェックリストと利用後インタビューで課題の背景まで把握
モニターは一般客として実際のサービスを体験し、チェックリストによる評価に加えて、利用後のアンケートやオンラインインタビュー、必要に応じた写真による状況記録を行います。これにより「どこで困ったか」だけでなく「なぜ困ったのか」まで掘り下げ、現場改善につながるレポートとしてまとめます。調査目的の整理、対象者条件や確認項目の設計、利用後インタビュー、分析・レポート作成まではネオマーケティングが担当します。

対象条件とスケジュール
- 調査担当者:日本在住の外国人を基本とし、国籍、出身地域、使用言語、年齢、日本での居住期間、利用経験などを調査目的に応じて設定
- 実施単位:基本は外国人モニター1名または1組が1施設・1店舗を調査
- 標準スケジュール:基本調査で約3~4週間(対象者募集からレポート提出まで。モニターの確保状況や施設の予約状況などで変動)
- 価格:リリースでは公表されていません(対象施設や条件、実施地域に応じて案件ごとに対応可否を確認)

マーケティング実務への影響
インバウンド施策では、集客広告やSNS発信に注力する一方で、来店後の予約・接客・注文・決済といった体験の質が口コミや再訪に直結します。本サービスのように訪日客と同じ立場で一連の顧客体験を検証できれば、多言語案内やインバウンド向けサービスの評価、接客マニュアルや従業員研修の見直しにもつなげられます。宿泊・飲食・小売などでインバウンド需要の取り込みを担うマーケターにとって、集客施策と体験改善をつなぐ手法の一つといえそうです。
株式会社ネオマーケティングについて
株式会社ネオマーケティングは東京都渋谷区に本社を置く東証スタンダード上場企業(証券コード:4196、代表取締役:橋本光伸)で、マーケティングリサーチをはじめとするマーケティング支援事業を展開しています。
関連情報
●訪日外国人の『行く・体験する・買う』各接点の課題を可視化|新サービス「インバウンド・ミステリーゲスト調査」を提供開始(株式会社ネオマーケティング/PR TIMES)
●株式会社ネオマーケティング
●K’sインターナショナル 外国人モニターサービス
デジタルリードエックス 