生命保険業界を対象にした「AI×業界調査レポート」が公開
デジタルマーケティング支援を手がける株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズは、2026年9月29日、生命保険業界を対象に「生成AIがおすすめする会社」と「消費者が思い浮かべる会社」を比較した調査レポートを公開しました。消費者1,000人へのアンケートに加え、ChatGPTとGeminiにそれぞれ1,000回ずつ同じ質問を投げ、企業がAI上でどのように挙げられ、どのような情報が伝えられているのかを分析しています。AIが回答をつくる際に参照したWebページも調べており、AI検索対策(LLMO)を検討する企業にとって参考になる内容です。
調査概要
■消費者アンケート調査
- 調査主体:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ
- 調査日:2026年6月24日
- 調査方法:インターネットアンケート調査
- 調査対象:直近1年以内に生命保険の新規加入・見直しを検討した、もしくは実際に加入した人
- 有効回答数:1,000人
■AI調査
- 調査方法:ChatGPTとGeminiに「おすすめの生命保険会社を教えて」とそれぞれ1,000回ずつ質問し、回答を集計
- 取得日:ChatGPT 2026年7月8日、Gemini 2026年7月21日
なお、生成AIは同じ質問でも毎回同じ回答になるとは限らないため、本調査では1,000回の回答から傾向を分析しています。結果は取得時点のもので、利用するAIや取得時期、提供環境によって異なる可能性があるとされています。
保険検討者の43.1%が生成AIを利用、AIの提案後に公式サイトを確認する人は47.3%
調査の背景として同社は、直近1年以内に保険の新規加入・見直しを検討したか実際に加入した20〜70代の男女2,986人のうち、43.1%が情報収集や比較の過程で生成AIを使っていたことを挙げています。
さらに、保険の検討時に生成AIを利用した1,000人に聞くと、AIから保険会社・商品を提案された後に「公式サイトで詳細確認」した人が47.3%、「FP・代理店で相談予約」が36.0%、「資料請求」が34.4%に上りました。AIの回答が、実際の問い合わせや相談の入口になりつつあることがわかります。

消費者TOP10との共通はChatGPTが8社、Geminiは5社
消費者が思い浮かべた生命保険会社のTOP10と、AIがおすすめとして挙げた会社を照らし合わせると、ChatGPTでは10社中8社(80%)が共通していました。これに対しGeminiとの共通は5社(50%)にとどまり、利用するAIによって消費者の想起との重なり方に違いが見られました。
ChatGPTとGeminiのTOP10で共通したのは4社、参照するWebページにも違い
同じ「おすすめの生命保険会社」を尋ねても、ChatGPTとGeminiのTOP10で重なったのは4社(40%)でした。AI同士でも上位に挙がる会社の顔ぶれは大きく異なります。
また、両AIが回答を生成する際に参照するWebページの傾向にも差が見られたといいます。具体的にどのサイトが参照されているか、消費者が重視する点とAIが回答で取り上げる情報にどのようなギャップがあるかは、レポート本編で解説されています。レポートでは、消費者とAIの2軸から生命保険会社36社の「現在地」を整理しているほか、両者の違いから考える情報発信の余地についても取り上げています。

マーケターへの示唆
消費者の想起で上位にある企業でも、AIの種類によっては推奨先に挙がらない可能性があります。特定のAIだけで自社の見え方を判断せず、複数のAIで繰り返し確認することが重要です。AIの提案後に公式サイトを確認する人が半数近くいることも踏まえると、AIが参照しやすい情報の整備と、公式サイトでの検討後押しを一体で設計する必要がありそうです。保険のように比較検討が中心となる業界では、特にこの視点が大切になるでしょう。
株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズについて
株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズは、大阪と東京(品川区)に本社を置くデジタルマーケティング支援会社です。代表取締役は藤野真弥氏、2023年8月1日に設立されました。
関連情報
●【生成AI各1,000回×消費者1,000人比較調査】AIがおすすめする生命保険会社は、消費者の想起とどこまで重なる?|AI×業界調査レポート(株式会社PLAN-B/PR TIMES)
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●株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ 公式サイト
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