大手学習塾14塾のうち9塾が申込から2日経っても電話なし、新規顧客獲得の評価は平均42.4点【WACUL調査】

WACULによる大手学習塾14塾の新規顧客獲得調査レポートのメインビジュアル

大手学習塾の新規顧客獲得に関する調査レポートが公開

デジタルマーケティング支援を手がける株式会社WACULは、2026年11月2日、大手学習塾14塾を対象に新規顧客獲得の取り組みを評価したレポートを発表しました。公式サイトや比較サイト、Googleマップに加え、体験授業などを申し込んだ後の電話対応までを評価したところ、14塾中9塾で申込から2日経っても電話がなかったことが明らかになりました(※1)。

WACULによる大手学習塾14塾の新規顧客獲得調査レポートのメインビジュアル

学習塾選びでは、口コミや比較サイト、Googleマップで候補を絞り込み、公式サイトで情報を集めてから体験授業に申し込み、来塾を経て入塾先を決めるのが一般的です。一方で、公式サイトの申込導線は本部、Googleマップの管理や体験授業の対応は各教室というように運用主体が分かれているため、導線のどこで見込み客を取りこぼしているのかが見えにくいという課題があります。

調査概要

  • 調査主体:株式会社WACUL
  • 調査期間:2026年10月
  • 調査方法:スマートフォン環境での目視調査。申込後の電話対応は、実際に申し込んだユーザーへのインタビューをもとに確認
  • 調査対象:大手学習塾14塾(売上高100億円以上、または教室数200以上を目安に選定)
  • 評価項目:公式サイト、対象教室の比較サイト・Googleマップ、申込後の電話対応を、デジタルマーケティングの勝ちパターンに沿って100点満点で評価(※1)

新規顧客獲得の評価は平均42.4点、上位は「個別教室のトライ」

14塾の新規顧客獲得の評価は平均42.4点と低調で、特に申込フォームと申込後の電話対応に大きな改善余地があると指摘されています。ランキングは1位が「個別教室のトライ」、2位が「明光義塾」、3位が「東京個別指導学院」でした(※1)。

申込後の電話は9塾が「2日経ってもなし」

体験授業や資料請求を申し込んだ後の電話対応では、1時間以内に電話があったのは4塾にとどまりました。一方、9塾では申込から2日経っても電話がありませんでした(資料請求を含む)(※1)。検討意欲が最も高まっている申込直後の接点を活かしきれていない様子がうかがえます。

体験授業の申込導線にも改善の余地

体験授業の申込導線では、学年や教室を1問ずつ選びながら申し込める仕組みを導入していたのは14塾中4塾のみでした(※1)。WACULは提言として、以下の3点を挙げています。

  • 体験授業・資料請求の申込後はできるだけ早く電話をかけ、体験授業であればその場で来塾日を決める
  • 学年や希望教室を1問ずつ選びながら申し込める仕組みで、申込時の負担を減らす
  • 本部と各教室が連携し、公式サイトから申込後の電話対応まで一貫して改善する

レポートの全文は、WACULの公式サイトで公開されています(※2)。

マーケターへの示唆

今回の調査は、Web上の集客や申込フォームを整えても、申込後の初動が遅れれば成果につながりにくいことを示しています。学習塾に限らず、本部と店舗・拠点で運用が分かれる業態では、反響後の対応スピードまでをKPIに含め、導線全体を通して取りこぼしを可視化することが重要といえるでしょう。

株式会社WACULについて

株式会社WACUL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大淵亮平、代表取締役:垣内勇威)は、デジタルマーケティングのPDCA自動化ツール「AIアナリスト」や実行支援、DXコンサルティングなど、マーケティングDX支援サービスを展開しています。

関連情報

※1 【レポート発表】大手学習塾14塾を調査、9塾が申込から2日経っても電話なし。新規顧客獲得に課題(株式会社WACUL/PR TIMES)
※2 大手学習塾14塾 新規顧客獲得調査レポート(WACUL)

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