Z世代の購買行動を解明:約7割が「ファンではない」IPコラボ商品を購入、SNSアルゴリズム突破のファンマーケティング白書を公開

調査の背景:広告が届かない時代の「アルゴリズムを越える鍵」

現在のSNSは、ユーザーがフォローしているアカウントからの情報だけでなく、プラットフォームがユーザーの興味に合わせて情報を自動配信する「おすすめ・発見タブ」が中心となっています。特にデジタルネイティブであるZ世代は、「おすすめ/発見タブ」から積極的に新しい情報を収集する傾向が見られます。

SNSでの新商品・トレンド情報収集源に関するZ世代と30代以上の比較グラフ

企業が発信する宣伝文句が「ノイズ」として認識されやすい中、アニメやキャラクターなどのIP(知的財産)を活用した「IPコラボ」は、企業の発信をユーザーにとって有益な「コンテンツ」として昇華させ、アルゴリズムの壁を越えて情報を届ける強力なマーケティング手法として注目されています。本レポートは、IPコラボが購買動機となる実態をZ世代のアンケートデータから分析したものです。

調査データのハイライト

1. 広告が「コンテンツ」化。IPの介在が広告の嫌悪感を和らげる

SNS上で流れてくる広告が「自分の好きなIPとのコラボ」だった場合、約半数の回答者が「他の広告よりも興味を引く/見入ってしまう」と回答しました。さらにZ世代においては、35%以上が「広告だと気づかずに見てしまう」と回答しています。IPを介することで、広告特有の押し付け感が払拭され、「有益な情報」としてSNSのおすすめ欄に乗りやすくなり、非フォロワーへのリーチ拡大が期待されます。

SNS広告が好きなコンテンツとのコラボだった場合、通常の広告と比べてどう感じるかをZ世代と30代以上で比較した調査結果のグラフ

2. コアファンだけじゃない!約7割のZ世代が「ファンではない」コラボ商品を購入

「IPコラボは特定のコアファンに向けた施策」という認識は、調査データによって異なる見解が示されました。Z世代の約7割が、「自分が『ファンではない』キャラクターや作品のコラボ商品を買った経験がある」と回答しています。

「ファンではない」コラボ商品の購入経験に関するZ世代と30代以上の意識調査

3. ライト層を動かす「同調消費」と「ビジュアル買い」

「ファンではない」層がコラボ商品を購入する理由として、全世代で最も多かったのは「パッケージやデザインが自分好みだった(ビジュアル買い)」でした。Z世代では、「SNSや周囲で流行っていたので購入した」「インフルエンサーや友人のおすすめを信頼した」といった理由が顕著です。未接触の商品であっても、IPを通じた周囲の熱量や流行のムードに後押しされる「同調消費」の傾向が強く、IPコラボが自社単体ではリーチできなかった「ライト層」の新規獲得に有効であることが示唆されます。

本ホワイトペーパーの内容について

本資料(全42ページ)には、上記の「アルゴリズムの突破」と「ライト層へのリーチ」に関するデータに加え、以下の分析データや実践的なノウハウが収録されています。

  • コラボ商品の普段の活用シーンや購入する際の目的/心理
  • 「成果を出すコラボ」と「残念なコラボ」の違い
  • 失敗しないIPコラボ企画をつくるための「5つの評価軸」
  • IPコラボが施策後に与える購買への影響

自社のマーケティング施策に課題を感じている方、若年層への効果的なアプローチを模索している担当者にとって、本資料は有用な情報を提供するでしょう。

▼『Z世代×ファンマーケティング白書』の無料ダウンロードはこちら
https://www.flag-pictures.co.jp/document/z-generation-fan-marketing2026/

監修・執筆者紹介

  • 山中 苑:株式会社フラッグ ソーシャルメディアマーケティング本部 第4ソーシャルメディアコミュニケーション部 マネージャー。SNS全般の戦略立案や運用、有名IPを起用したプロモーションに従事。本白書では、Z世代としての視点から最新データに基づいたユーザー消費行動の考察を担当しました。

山中 苑氏

  • 伊東 晴菜:株式会社フラッグ グロース戦略室。Z世代ならではの視点とリサーチ力を活かし、コラムやメルマガなど自社のインバウンドマーケティング施策を担当。本白書では、調査データの収集、分析、資料作成全般を担当しました。

伊東 晴菜氏

株式会社フラッグは、マーケティング・プロモーション担当者向けに、最新のデジタルマーケティング事例やエンタメ業界の展望に関するコラムを発信しています。過去のお役立ち資料や今後のコラム情報は以下より確認できます。

https://www.flag-pictures.co.jp/column/

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調査概要

  • 調査主体:株式会社フラッグ
  • 調査対象:Z世代(15〜29歳)344名、および30代以上 171名
  • 調査方法:インターネット調査(ノウンズ株式会社のアンケートモニターを利用)
  • 調査時期:2026年3月27日~3月29日

株式会社フラッグについて

会社概要

  • 会社名:株式会社フラッグ
  • 所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東1-29-3 渋谷ブリッジ6F
  • 代表者:久保浩章
  • 設立:2004年1月
  • URLhttps://www.flag-pictures.co.jp/

事業内容

  • エンタメマーケティング事業(IPコンテンツ、テック&プラットフォーム、メディア、グローバル)
  • クロスインダストリーマーケティング事業(プロダクト&サービス、コーポレートコミュニケーション、パブリック&ローカル、グローバル)
  • IPコンテンツプロデュース事業(コンテンツディベロップメント、ライセンシングビジネス)

FLAG Z Lab.(フラッグ ゼット ラボ)について

エンタメマーケティング企業としての知見と、Z世代メンバーのリアルな感性を掛け合わせたプロジェクトです。Z世代の等身大の目線から消費行動を分析し、価値ある情報を提供しています。

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