生成AIのおすすめをきっかけに80.4%が検討候補に、35.1%は購入まで【NEXER調査】

生成AIのおすすめをきっかけに80.4%が検討候補に入れたとするNEXER Groupの調査メインビジュアル

生成AIのおすすめに対する消費者の信頼度・選定行動調査が公開

インターネットリサーチやAIO・LLMOコンサルティングを手がける株式会社NEXER Groupは、2026年10月23日、生成AIがおすすめする企業・サービスを消費者がどの程度信頼し、選定にどう活用しているかを調べた調査結果を公表しました。ChatGPTなどの生成AIで商品や店舗を探す行動が広がる中、AIの回答に「名前が挙がるかどうか」が企業選びにどこまで影響しているのかを明らかにした内容です。

調査概要

  • 調査主体:株式会社NEXER Group
  • 調査期間:2026年9月18日~9月25日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:質問1は回答者全員、質問2はプライベートで生成AIを使って調べものをしたことがある人、質問3以降は生成AIで商品・サービス・企業(店舗)を調べたことがある人
  • 有効回答数:622人(質問2は309人、質問3以降は194人)

約半数がプライベートで生成AIを調べものに活用、76.8%が具体的な社名をすすめられた経験

プライベートな時間に生成AIを使って調べものをしたことがある人は回答者全体の49.7%でした。内訳は「週1回以上」が30.1%、「月1回程度」が10.6%、「過去に利用したが現在はほぼ利用していない」が9.0%となっています。

プライベートで生成AIを使って調べものをした経験と利用頻度のグラフ(NEXER調査)

また、生成AIから具体的な企業名・サービス名・店舗名をおすすめされた経験がある人は76.8%(「何度もある」45.9%、「1~2回程度」30.9%)にのぼりました。生成AIで探したジャンルは「飲食店・グルメ」(42.3%)と「家電・日用品などの商品」(41.8%)が上位で、「旅行・宿泊」(30.9%)、「金融・保険」(19.6%)、「医療」(17.5%)が続いています。

おすすめを機に80.4%が検討候補へ、35.1%は実際に購入

生成AIがおすすめした企業・サービスを「信頼する」と答えた人は79.9%でした。さらに、おすすめをきっかけにその企業・サービスを検討候補に入れた人は80.4%に達しています。

生成AIのおすすめをきっかけに検討候補に入れたか、実際に行った行動のグラフ(NEXER調査)

おすすめを受けて実際にとった行動としては、「商品・サービスの購入」が35.1%で最も多く、「予約・来店」12.9%、「企業への問い合わせ」10.8%、「会員登録・無料トライアル」8.2%、「資料請求」7.7%と続きました。AIの回答が情報収集の段階にとどまらず、購買やコンバージョンにまで直接つながっている様子がうかがえます。

68.5%が生成AIのおすすめをGoogle検索上位と同等以上に信頼

Google検索の上位表示と生成AIのおすすめのどちらを信頼するかを尋ねたところ、「Google検索の上位」が31.4%、「生成AIのおすすめ」が25.2%、「同じくらい信頼する」が43.3%でした。Google検索がわずかに優勢ではあるものの、生成AIを同等以上に信頼する人は合わせて68.5%となり、AIの回答が検索結果と並ぶ情報源になりつつあることがわかります。

Google検索の上位表示と生成AIのおすすめのどちらを信頼するかを比較したグラフ(NEXER調査)

一方で、検討していた企業がおすすめに出てこなかった場合でも、77.3%は「候補から外さない」と回答しました。ただし22.7%は「候補から外す」としており、AIの回答に表示されないことが一定の機会損失につながる可能性も示されています。また、名前を知らない企業であっても、生成AIのおすすめであれば80.9%が候補に入れると答えており、知名度の低い企業にとってはAI経由で新たな接点を得られる余地があるといえます。

信頼の決め手は「メリット・デメリットの明示」

生成AIのおすすめを信頼する要素としては、「メリットとデメリットが明示されている」が61.9%で最も多く、「情報源が明示されている」51.5%、「実績や数値が示されている」48.5%、「料金が明示されている」41.2%が続きました。今後、企業・サービス選びで生成AIのおすすめを参考にしたいと答えた人は89.7%にのぼっています。

生成AIがおすすめする企業・サービスを信頼する決め手となる要素のグラフ(NEXER調査)

マーケターへの示唆

生成AIのおすすめが検討候補入りや購入に直結しつつある今、自社がAIの回答で言及されるかどうかは、検索順位と並ぶ重要な指標になりつつあります。信頼の決め手として「メリット・デメリット」「情報源」「実績・数値」「料金」が挙がっていることから、公式サイトや比較コンテンツでこれらの情報を具体的かつ根拠とともに整理しておくことが、LLMO・AI検索対策の基本になるでしょう。知名度に頼らずAI経由で候補に入れる可能性がある点は、中小企業や新興ブランドにとっても好機といえます。

株式会社NEXER Groupについて

東京都豊島区に本社を置き、代表取締役は宮田裕也氏。インターネットリサーチ、SEO、AIO・LLMOコンサルティング、Webブランディング、レビューコンテンツ、Webサイト制作などを手がけています。

関連情報

●生成AIのおすすめをきっかけに80.4%が検討候補に!?生成AIのおすすめに対する消費者の信頼度・選定行動調査(株式会社NEXER Group/PR TIMES)
●調査結果の詳細(株式会社NEXER Groupによる調査)

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