ホットリンク、広告費がUGC・指名検索として蓄積されるSNS広告新手法「ULSSAS AD」を正式リリース
SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンクは、SNS広告の新手法「ULSSAS AD(ウルサスアド)」を2026年4月9日に正式リリースしました。従来のSNS広告が配信停止と共に効果がゼロに戻る傾向にある中、「ULSSAS AD」はSNSへの投資がUGC(クチコミ)や指名検索として蓄積されるよう設計されています。
また、国内企業11社のX(旧Twitter)公式アカウントを対象とした調査では、投稿のフォロワーへの想定表示率の平均が7.94%に留まることが確認されました。
背景:SNS施策への投資が「認知資産として積み上がりにくい」構造
かつてのSNSでは、フォロワーへの継続的な投稿が認知、UGC、指名検索へと自然に繋がる循環が機能していました。しかし、現在では以下の3つの構造的変化により、企業がSNSに投資しても認知資産として蓄積されにくい状況が続いています。
(1) SNSのレコメンドメディア化とフォロワー表示率の低下
主要SNSは、AIによるレコメンドアルゴリズムが情報拡散を主導する「レコメンドメディア」へと変容しており、フォロー・フォロワーの関係を通じた情報伝播が機能しにくくなっています。このため、オーガニック投稿だけでは、ユーザーと継続的に接触することが困難な状況です。
ホットリンクが行った独自調査では、Meltwaterのソーシャルリスニングツール「エクスプロア」を活用し、国内企業のX公式アカウント11社を対象に分析を実施しました。直近30投稿(キャンペーン投稿を除く)のインプレッション数を分析した結果、想定フォロワー表示率の平均は7.94%でした。フォロワーが100万人を超えるアカウントでも、想定フォロワー表示率が4〜13%に留まる事例が確認されており、フォロワー数にかかわらず投稿がフォロワーに届きにくい状況が広がっていることが示されています。
(2) SNS上の情報飽和
同ツールを用いたホットリンクの計測によると、Xではひらがなを含む投稿が1日あたり4,000万件以上発信されており(2026年2月7〜13日の1週間で291,587,659件)、ユーザーのタイムラインは常に飽和状態にあります。このような環境下では、単発の広告配信ではブランド想起の形成に繋がりにくいと考えられます。
(3) ブランド想起には継続接触が不可欠
ブランド想起を強化するには「多様な起点」「高い頻度」「複数の切り口」での継続的な情報接触が求められます。しかし、従来の多くの広告手法は配信を停止した瞬間に成果も停止する構造であり、「SNSへの取り組みが認知資産として積み上がりにくくなっている」という課題が生じていました。
これらの課題に対応するため、ホットリンクは「SNSへの投資がユーザーによるクチコミ(UGC)と指名検索として蓄積される設計」の新広告手法「ULSSAS AD」を開発し、正式にリリースしました。
※ULSSASとは、UGC(認知)→Like(いいね)→Search 1(ソーシャルメディア検索)→Search 2(Google/Yahoo!検索)→Action(購買)→Spread(拡散)の循環を指す、SNS時代の消費行動モデルです。

サービス概要
「ULSSAS AD」は、SNS上で商品やサービスへの関心が高いコミュニティに対し、公式アカウントの投稿を継続的に広告配信する手法です。企業発信とUGCの両輪でブランドとの接点を増やし、広告費をかけるほど認知が資産として蓄積され、指名検索の増加に繋がる設計となっています。

以下に「ULSSAS AD」の主な特徴を挙げます。
(1) 広告費が「認知の資産」として蓄積される設計
配信停止後も残るUGCと指名検索の増加を成果として捉える点が特徴です。クチコミや指名検索数の増加が売上に寄与することがデータで確認されており、「ULSSAS AD」はこうした事業成果への接続を意識した広告手法です。
(2) 興味関心ベースで、狙うべきコミュニティに届けられる
データ分析に基づき、商品やサービスに関心を持つコミュニティへアプローチします。レコメンドメディア化が進む環境においても、届けたい相手に継続的に情報を届ける配信設計が可能です。
(3) 公式アカウントの投稿を継続的に広告配信できる
公式アカウントの投稿をそのまま広告として継続配信することで、高頻度かつ多角的な情報接点を生み出します。さまざまな切り口の情報を届け続けることでブランド想起の定着を図ります。
(4) 企業発信とUGCの両輪でブランド想起を育てられる
企業起点の発信とUGC起点の発信の両方からブランドとの接点を最大化する設計です。ユーザーが自発的に言及する状態を育てることで、SNS上で想起が残り続ける環境を構築します。

なお、同一の設計思想に基づき、インフルエンサーを起用したプラン「ULSSAS AD by インフルエンサー」も提供されています。
執行役員COO 増岡氏のコメント

株式会社ホットリンク 執行役員COO 増岡宏紀氏は、「フォロワーが増えても投稿が届かない」という構造変化を、SNS専業として現場を見続ける中で2023年頃から感じていたと述べています。SNS時代の消費者行動フレームワーク「ULSSAS」を提唱した企業として、SNSがどのようにブランド想起と購買に繋がるかを独自に研究しており、「ULSSAS AD」はその研究の実装版であるとしています。コミュニティを特定するデータ分析力、広告のデイリー配信を可能にする独自システム、UGCと売上の相関を検証してきた実績が、「ULSSAS AD」を支える基盤であると語り、広告が「消えるもの」から「残るもの」に変わる手法をより多くの企業に届けていく意向を示しています。
関連情報
「ULSSAS AD」に関するお問い合わせ・詳細は、以下よりご確認ください。
- ULSSAS ADサービス紹介ページ:https://www.hottolink.co.jp/service/ulssas-ad/
- サービスへのお問い合わせ:https://www.hottolink.co.jp/contact-top/contact/
株式会社ホットリンクについて
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業です。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
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